NZクライストチャーチの地震で多くの日本人看護師さんが行方不明になった。若くて意欲のある看護師だったのだろう。気の毒でならない。
だが、なぜ日本人看護師が海外で働きたいのだろうか。日本は看護師、介護士が不足、インドネシア、フィリピンから看護師、介護士を受け入れている。それでも海外で働きたい若い看護師がいるのはなぜか。国内の待遇が悪いのか、国内では働き甲斐がないのか。
もうひとつ。日本は若者の内向き志向が強くなっているといわれる。海外留学希望者が激減している日本でこれだけの若者が語学留学して不運に見舞われた。あの倒壊した学校で行方不明になっている人たちは日本人だけでなく中国、韓国からの留学生もいて、同様に被災している。勉学意欲という面では中韓に見劣りはしない。日本の若者の内向き志向という見方はホントに正しいのか。
NZの1都市の特異的現象だろうから普遍化はできないが、NZ地震の報道から、日ごろのものの見方にふと疑問を持った。
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