アマゾンでいつもビールを350ミリリットル缶24本入りのケースで買っている。ほぼ翌日に届いていた。そこまで早く配達しなくてもいいのに、とは思っていた。
ところが前回注文したら、届くまで3、4日かかった。腐るものではないからいつ届いてもいいのだが、アマゾンのプライム会員の翌日配達の特権はなくなっていた。
それだけなら目くじらを立てることではないが、最近同じビール1ケースの価格が500円弱値上げされた。ヤマト運輸など運送業界の人手不足でヤマトは配達時間の変更や一部料金の値上げを発表した。ヤマトがいくら値上げをしたのかは知らないが、これは便乗値上げではないか、と考え、ブログに書こうと思っていた。
そこへ、アマゾンから買った商品へのレビューをしてくれ、というメールがきた。ちょうどいい機会だから、以下のような投稿をした。
「価格が高い
近所の酒屋さんと比べ、配達料こみでも約500円高い。配達コストの上昇は知っているが、こんなに値上げされてはアマゾンで買う気がなくなる。」
ところが翌日になって、この投稿は掲載できない、というメールがきた。アマゾンの投稿ガイドラインに沿っていない、という理由だった。
ガイドラインなど読んだことはないが、改めて読んだ。
商品に役立つ情報という項目に以下のの記述があった。
商品の価格や在庫、代替となる商品については、カスタマーレビューやカスタマーQ&Aで投稿できません。
商品を買うにあたって最も役立つ情報は価格のはず。価格について投稿できないなら、何を書けばいいのか。ビールについて価格は消費者が最も敏感な情報である。
アマゾンで買い物をする時、私は評価の低いカスタマーレビューを読んで参考にする。
このガイドラインとはいったいなんだ。一方的に値上げしてその理由の説明もない。そこにレビュー不掲載のメール。都合の悪い情報はボツにするのか。頭にきた。
文句があるから電話してくれとカスタマーセンターにメールをした。折り返し電話がきた。ここは素早い反応でかねて評価していたが、電話口の担当者は、ガイドラインに触れるから掲載できないの1点張り。仕方ないから上司を出せ、と頼んだ。後でこちらから電話するから、電話番号を教えろという。
ここでまた頭にきた。番号くらい教えても構わないが、そちらから電話をくれたんだから知ってるだろう。なぜまたいわねばならんのか。教えないと電話できないという担当者にあきれ果ててまた電話番号を教えた。
2時間くらいたって責任者という人から、電話がきた。また同じことをいった。こちらの疑問にはもっともだと答えた。特に反論もなかった。いいたいことをいわせて納得させる、いわゆるガス抜きである。
結論からいうと、これらの事実関係をブログに掲載する、と通告しただけで、レビュー再掲載の約束をとるのは忘れた。
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