わがブログに多くのコメントをいただいている。匿名の反論や批判であっても、きちんとしたコメントなら、編集せずに公開している。このほかに公開アドレスに直接メールが来ることがある。
最近は高校2年生から直メが来た。文章、内容ともしっかりしていて、質問も的確である。高校生が書いたメールとは思えないほどしっかりしていた。中学生のころから、わがブログを読んでいて、メディアを勉強するためSFCに進学すると決めているのだそうだ。
真剣に考えていることがメールから読みとれる。有為の若者が読んでいてくれることに、ブログを書いていて良かった、と思う半面、いい加減なことは書けないぞ、と背筋が伸びる思いがした。
もうひとつ、こんなこともあった。PCで私あてにメールを送っても、何度もエラーになるという理由で、ブログのコメント欄に私信が送られてきた。就活でジャーナリスト志望の学生から急ぎのメールだった。投稿されたコメントは私が公開を承認しない限り掲載されないから、私信にも使える。ブログはこんな使い方もできるんだと初めて知らされた。
メール機能はすぐ回復したが、送られてきたメールは新聞社へ提出するエントリーシートだった。志望動機に大学で私の講義を聞いたからとあった。「おいおい、そんなことで人生決めていいのかよ」と思いつつも、内心はうれしかった。
大学は春休み中だが、新学期のシラバスを書いている。前途ある若者の未来を左右するかもしれないと思うと、講義もブログもおろそかにはできない。
先生、ご無沙汰しております。日々あくせくしております。
わたしも、先生の講義を受けていて、現在の仕事、本当によかったと思ってます。
また近々、お眼にかかれる機会いただければ光栄です^^
投稿情報: harikae | 2008年3 月11日 (火曜日) 18:36