私事ですが、大腸ガン手術のため明日から入院します。月末までの予定です。これまでレントゲン、内視鏡検査をしてきましたが、間違いないみたいです。
しばらく投稿がなかったのはこのためでした。手術後は何もすることがないので投稿は増えるかもしれません。もちろんPC持参で入院します。病室にもBフレッツがあるそうです。
大学は休講にしますが、術後の経過がよければオンラインで講義しようかな、と考えています。ただ、病室のBフレッツがマンションタイプで大勢の人と共有なので、ちゃんと音声と映像が双方向で送れるかどうか。実験して品質が十分ならやってみます。SFCでもまだ、病院からリモートで講義をした先生はいないそうです。
ものごころついてから入院という経験をしたことがないし、手術体験もないので、すべて未体験ゾーンです。患者の側にたって日本の医療を見ることができるチャンスでもあり、楽しみです。闘病記ではなく現代病院考でもお届けしようかと考えています。
手術っていうのは、当人にとってはひどく呆気ないものです。もっともわたしの場合は3年前、胆石の切除という簡単なものだったので、午前9:30に手術台に乗って、当日の午後4時には自宅で原稿を書いていました。
術後、車椅子に乗せられて移動するとき、低い視線からスムーズに動く景色は新鮮な映像でした。それとオチンチンに排尿管を入れるのは痛いだろうな、と思っていたのですが、麻酔が利いていたときだったので無痛。外すときも、「キュッ」という痛みが瞬間的に走る程度。
いちばん下の妹はクローン病で全腸摘出でも元気です。姉は昨年、かなり進行していた乳がんの手術をしましたが、いまは元気いっぱいです。憎まれっ子世に憚る、ですね。
投稿情報: 佃 均 | 2008年6 月11日 (水曜日) 10:02