連休中はニュースも新型インフルエンザ関連ばかり。世界的大流行の直前らしいが、感染速度はまだ速くはない。これでホントにパンデミックになるのか、にわかには信じがたい。かといって安心してもいられない。
昨年来メディアの報道は鳥起源の新型インフルがパンデミックを起こすと伝えていた。だが、実際は豚が感染源だった。では鳥からの感染はもう心配ないのか。よく分からない。
今回メキシコの死者は初め百数十人と報じられていたが、いつの間にか20人になった。判定基準でも変わったのだろうか。
新型インフルに感染したら、保健所か発熱センターに電話し、自分の行くべき病院について指示を仰げといわれている。新型インフルのウイルスを撒き散らす恐れがあるからだが、自分の病気が何であるか診断できる市民はどれくらいいるだろうか。具合が悪くなったら近くの医者や病院に行くのが庶民の常識だ。
政府は水際作戦を実行しているが、ウイルスの侵入を防げるのか。すでに人手不足で検疫漏れが出ている。厚生省と横浜市の間で電話連絡が取れない問題でケンカが起きている。連絡手段は電話だけではないはず。責任のなすりあいをしているに過ぎない。情報の的確な流れも確保できない政府に果たしてパンデミックを阻止できるのか、危うい。
私はインフルエンザにかかったことがない。子どものころの世界的大流行の時も無縁だった。だから今回も罹患しないだろうと勝手に楽観している。仮にかかっても致死率は高くて1%。私が新型インフルで死ぬなら運が悪いとあきらめるしかない。
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