キャノンオープンの観戦チケットが手に入った。チラシに石川遼君の写真が載っていたからてっきり遼君が出るものだと思っていた。若い女性にも声をかけたらみな「行く行く」とチケットはすぐにさばけた。
私は第一日に見に行くつもりだったが、あいにく台風で中止。土曜が予選2日目だった。テレビ観戦しようと新聞のラジオテレビ蘭を見た。すると「池田を石川追撃」とある。スポーツ面を見ると石川遼君が米国で開催中のプレジデンツカップでタイガーウッズに完敗という記事が載っている。米国にいる石川遼君が国内トーナメントで池田選手を追撃できるわけがない。同姓の選手がいるのかとオフィシャルページで確かめてみた。予選1日目は池田選手が1位だった。だが石川という選手はどこにもいなかった。
新聞のテレビ蘭の締め切りは早い。テレビ番組は予定稿といって事前に組んである。だから予定外のことが起きれば間違うことになる。だが出場してもいない選手が優勝を争うかのような表現は明らかにウソ。予定外のことが起きての間違いとは思えない。遼君人気にあやかって意図的に視聴率を稼ごうとする魂胆が透けてみえる。
試合前のチラシに、出場してもいない遼君の写真が載っているのも同じ考えなのだろうか。出場が決まってない段階でチラシを印刷する事情は分かるが、遼君の出場は未定と書いておけばいいはず。遼君が出るよ、といってチケットをあげた若い女の子に申し開きできない。それにしてもテレビ蘭の「石川追撃」のウソは許せない。主催者のキャノン、テレビ中継をするNTVはどう申し開きするのか。
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