美女はオリンピックを目指す

オリンピックを見ていて美女選手が増えたな、とつくづく感じる。フィギュアの選手もカーリングの選手もみな美人コンテストに出てもおかしくない。
  昔は不幸にして美貌を持ち合わせない女性は勉学か運動でがんばって評価される道を選んだ。いまは明らかに違う。美貌も運動もである。あるいは美貌も勉学もである。東大の女子学生にも美女が増えた。
  差別発言あるいはセクハラ発言だという方もいるかもしれないが、東京オリンピックの時と比べたら明白だ。日本に限らず外国の女子選手にも美人が多い。テレビ観戦する身にとっては試合の勝敗などどうでもよくなる。まおちゃんもよなちゃんも勝たせてやりたくなる。
  その理由は明らかにメディア、特に映像メディアにある。選手として強くなればメディアが注目する。美人なら注目度はさらにあがる。オリンピックの試合より彼女たちだけで視聴率を稼げる。逆にいえば、日本が試合に負けても視聴率は稼げる。別の角度からいうと、オリンピックが高揚させるを危険なナショナリズムを抑制する効用がある。
  週刊誌で読んだのだが、美人選手の写真集が売れてるらしい。オリンピックでは不調だった選手の写真集も出るらしい。競技の勝敗はもう関係ない。オリンピックは美女の祭典となった。
  彼女たちがメディアの食い物にされるのは忍びないが、彼女たちがメディアを上手に利用して選手引退後の生活に役立ててほしい。