こんなことをいっては、福島原発事故現場で命をかけ復旧作業をしている人に失礼千万であることは承知している。福島原発でいったい何が起きているのか。推理するのが私の日課となった。推理が当たっているか外れているか。それが楽しみになった。
3号機の灰色の煙はなぜ出たのか。2号機の白煙は何か。今日もおもしろい課題が出た。東電も保安院もまだ解析できていない。彼らより先に推理したい。そんな思いがある。
わが武器は想像力しかない。あとは多少の学問的知識。もう古くなってしまったが。
灰色の煙は何か。3号機に注水してからまる1日たっている。水蒸気ではないはずだ。電力も回復していないから漏電やショートでもない。
だとすると他の何かが焦げたのか。注水の勢いで建屋内の何かが吹き飛ばされて、貯蔵プールに流れ込んだ。それが熱い燃料棒に接触して燃えた。だとすると、貯蔵プールの水はいっぱいになっていない。
放射線量の増加はなぜか。プールに流れ込んだモノが核燃料の一部を破損、内部の放射性ガスが解放されたのかも。
2号機の白煙はなぜか。圧力抑制装置が壊れているから、そこから水蒸気か水が漏れたのではないか。現場で解析に当たっている技術者はどう考えているのだろうか。
こんな推理をしていると一日がすぐ終わってしまう。日本最後の日をこの目で見届けられないのだから、せいぜいシャーロック・ホームズ的推理の楽しみも許されていい。緊張で張り詰めた現地の司令部でも、これくらい楽しむ余裕を持って解決にあたってほしい。案外いいアイデアが出るかも。
お手数をおかけしてすみませんが、先ほどのコメントを、もし掲載していただけるのであれば、
「今日(昨日)土曜日は、警察庁に電話し、」
を
「今日(昨日)3/26土曜日は、警察庁に電話し、」
と修正していただけると助かります。
投稿情報: けん | 2011年3 月27日 (日曜日) 01:37