未曾有の大災害から日本を救うためかどうかは知らないが、菅首相が自民党の谷垣総裁に副総理復興担当で入閣を要請した。これに対して谷垣総裁は入閣を拒否した。責任を取りたくないのだろう。菅内閣と一緒に地獄にいくなど真っ平ゴメンの気持ちは分かるが、自民党も国民のことなど考えていないことがはっきりした。
以下は谷垣さんと思われるツイート。
「今日昼過ぎに菅さんから入閣要請がありましたが、あまりにも唐突な申し出であり、菅さんには、すでに与野党の協力体制ができており、今は体制をいじるのではなく、一刻も早く震災、原発対応を全力で進めることであり、我々は引き続き閣外から全面協力をする旨の返事をさせていただきました」。
さすが政治家、うまいこというなあ。だが、全面協力しているのなら閣内に入って責任を負うべきではないか。そもそも原発をこんなにたくさん作ったのは自民党政権の時代だった。そのことを忘れてもらっては困る。
菅首相も共同責任を取ってくれという魂胆なのだろうが、真剣に救国体制を作りたいなら、昨夜の記者会見、国民の前で正々堂々救国連立内閣を訴えたらよかった。こそこそと旧態依然たる政治手法でこの危機は救えない。
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