花見を自粛する動きがある。町内会も自粛らしい。花見は日本古来の優雅な遊びだ。電力もいらない。ただ歩いて花を楽しめばいい。それを自粛してどうするのか。
サクラを見ながら酒を飲み、ドンちゃん騒ぎを自粛するのはいい。
下町育ちだから上野の山の花見には思いがある。だがいつごろからか、花見の後片付けに地元の主婦が狩り出されるようになった。地元に迷惑をかけるこんな花見はもっと早く自粛してほしかった。
だがなぜ自粛なのか?大震災被災者を慮ってか。それとも福島原発から流れてくる放射能が怖いのか。これほど国内需要がへこんでいる時、例年以上にドンちゃん騒ぎをして内需を高めてくれないと困る。飲んで食ってくれないと困る。
古来、日本人の習性は花より団子。サクラは言い訳にすぎなかった。ただ騒ぎたい、飲みたいのだ。他に理由はない。だから被災者に配慮して自粛しているわけではない。こんな時に酒飲んで騒いでいたら人様に何いわれるか分からない。だから自粛なのだと私はと考える。
「だったら、こちとらはひとりでも花見で楽ししんでやろうじゃないか。ことし自粛したつまらねえ連中は来年以降も花見にくるんじゃねえぞ」。
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