台風が太平洋に抜け、オホーツク高気圧が張り出してきた。秋のようにさわやかな一日だった。こんな日が続くと東北は凶作になるのだが。
台風が福島原発を直撃するのではないか、と心配した。もし大型台風が無防備の原発を襲ったら、放射能をまた広範囲に撒き散らすかもしれない。大雨が降ったら、放射能に汚染された水が海にまた流れ込むのではないか、ハラハラしていた。
今日も国会テレビ中継を見た。攻める方も守る首相もすれ違いばかり、被災地や国民のための議論はなかった。イラついてテレビのスイッチを切った。
さわやかな一日でなければ、もう国会などいらない、被災地からむしろ旗を掲げ革命を起こせ、と書いていたかもしれない。
なでしこジャパンもさわやかだった。彼女たちのあきらめない精神が共感を呼んだ。全員がプロでなくても世界のトップに立てる。そのことをなでしこは実証した。それに便乗して世論を誘導しようとする知事がいるのに、がっくりした。
政界はばかな議論ばかりしている。政治のプロはいないのか、と思う。だが政治のプロがいなくてもやれることはあるはずだ。議員こそ、基本に忠実なパスと団結で大きな壁を乗り越えたなでしこを見習うべきだろう。
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