今回は手術室まで歩いて行かされた。手術台にも自分で登った。前回は病室のベッドに乗せられ、手術台の横からよいしょと移されたのを覚えている。
手術台に登ると麻酔。背中から2種類の麻酔をうった。1本目は硬膜外麻酔、2本目が全身麻酔。
全身麻酔をすると目の前が明るい色に変わり、体も暖かくなったと思ったら、眠っていた。前回はブラウン管テレビのスイッチを切った時に見える白い点に光が凝縮、吸収されていくとたん、眠りに落ちた。
気が付いたら正午前。3時間くらいの手術だった。
病室にはベッドの乗って帰った。帰ると担当の医師が若い人を連れて謝罪にきた。手術用の酸素吸入器を胸に差し込む時、間違って前歯2本を折ってしまったというのだ。確かに事前のリスク説明書にはそのようなことが書いてあった。自分の前歯も差し歯だし、そろそろ寿命だから、折れるかもしれない。そう思っていた。
しばらくして、口腔外科の医師が診察にきた。歩けるようになったら、外来できてください。また余計な医療費がかかる。
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