「一筆啓上曽我ひとみさん」をきっかけに多くの方から、いろいろなコメントをいただきました。ありがとうございます。全部読んでます。
コメントを寄せられた方同士の議論がどう発展していくのか、見守ってきました。曽我さんの行動を批判する方、曽我さんに同情する方、両方あっていい、と思ってました。blogが新しいコミュニケーションのあり方を提供できる可能性がある、と実感できる部分もありました。
でも、blogを憎しみの増幅機関にはしないでください。意見の対立が鮮明になると、人はお互いを憎しみの対象にする傾向があります。いくら意見が対立しても私たちは同じ社会、同じ地球に住んでいます。意見の対立があることは自然なことです。でもそれを憎しみにつなげないでください。
私がblogを始めた理由は、表現の自由、言論の自由を守りたいからでした。それが社会をより良くする近道だと信じているからです。
対立する意見の中からこそ、新しい解決の道が見つかるはずです。意見の対立は問題を解決する最初の一歩です。自分と異なる意見を持っている人の心の中を想像してみることが大切です。
意見が違うからといって、切って捨てないでください。権力を持っている政治家や官僚はどんどん批判してください。それが社会をより良くする道です。でも何も持たない私たちが憎みあっても何も出てこないのです。
曽我ひとみさんのコメントは明確な賛否両論があり私も興味深く拝見しました。彼女の姿勢とその処遇に反発を感じるのはもっとも?かと思われますが、一方で気の毒な人だと思います。彼女は45歳で立派な?オバサンですがそもそも日本の実情を知らないわけですから善意に解釈すれば「無知ゆえに誤解されやすい」のかもしれません。さらに日本の政略の道具にもされててまさにややこしい。
賛否の結論をだすことができない難問です。
本当にこれからどうなっちゃうんでしょうね?
投稿情報: mikaja | 2004年9 月27日 (月曜日) 17:09