NHKの相次ぐ不祥事を説明するための特集番組「NHKに言いたい」を見た。海老沢会長の話は政治家の国会答弁のように聞こえた。まるで具体策がない、説得力もない。元ジャーナリストも経営者になると、こうも変身するのか、と驚く。
不祥事が原因となって受信料不払いが急増しているようだが、かつて朝日サンゴ事件で読者の不買運動が起きると、当時の一柳社長はすぐに辞任した。彼の辞任が不買運動の歯止めに役立ったかどうか、分からないが、社員でさえびっくりするくらい、潔かった。
経営責任の取り方にはいろいろある、と最近よく言われる。しかし、部下にばかり責任を取らせるトップがいると、その組織はもたない。
海老沢会長は、職に恋々としているわけではない、というが、会長としては異例の長期政権となっている。いま辞任すると何か都合の悪いことでもあるのかな、と勘ぐりたくなる。
不祥事の原因はカラ出張や経費の水増し請求だが、かつてメディアの現場では手法はさまざまにせよ日常的にあった。余剰金をどれだけ残せるかが担当者の腕の見せどころだと先輩から指導もされた。しかし、それらを個人的に着服したものはいない。アルバイトをしてくれた学生の慰労会などの経費に充てたものだ。現場の活力でもあった。
数年前、NHKでカラ出張や水増し請求で裏金をつくり、それが会長の政治活動資金になっているのではないか、という噂話を聞いたことがある。噂を裏付ける証拠はない。それを知った次期会長候補が追い落とされたという尾ひれの噂話もあった。
多くのNHK職員が知っている噂だが、トップがやっているのだから、部下がやって当然と職員が感じていたとしてもおかしくはない。スキャンダルを収めるにはやはりトップが説明責任を果たし、自浄作用を働かせるしかない。元ジャーナリストならそれくらい分かっているはずだ。
こぴぺですが、
たかじんのそこまで言って委員会 2006/ 3/19 21:54 [ No.26700 / 26701 ]?
投稿者 :akimasen7
たかじんのそこまで言って委員会(Shizuka Arakawa Victory lap)
勝谷吠える
http://www.youtube.com/watch?v=MTDW6TZVq3s
投稿情報: NHKって | 2006年3 月20日 (月曜日) 08:21