わが家のインターネット接続はBフレッツニューファミリータイプだが、最近インターネットのアクセス速度が遅くなった感じがしている。より速いハイパーファミリーというサービスに切り替えようと思っているが、その前に、速度測定をしてみた。
測定してみて分かったことは、測定サイトによって測定結果が大きく違うことだ。4カ所で測定したが、最低がgooの測定結果で5.5メガ、最高がspeedrbbで8.1メガ。こんなに差がある。
インターネットの環境は時々刻々変化しているから、差があって当然かもしれないが、デスクトップのPCとモバイルノートPCでも大きな差がある。ノートPCだと9.02メガから、11.56メガまで開きがある。 ニューファミリーの平均速度は24メガくらいとある。わが家は無線LANを入れているから、その分遅くなるのも理解しているが、それにしても遅い。
次にノートPCを有線でLANにつなぎ、測定した。最も遅いのが15.78メガ、最速は57.95メガ。測定サイトによって実に5倍近い差がある。体感速度は最も遅い測定結果に近いのだが、どれを信じていいのか分からない。
無線LANの電波状態、ISPの通信環境、PCの処理能力などさまざまな要素が総合されてアクセス速度が決まることは理解しているつもりだが、いったいどこに遅延が起きるボトルネックがあるのか、消費者には分からない。サービス品質を向上させるためにも、業界内で品質を落としているのはだれなのか、追究する動きがそろそろ出てきてもおかしくない。他の業界では、消費者が欠陥商品を買わされたら、流通過程のどこに原因があったのか、追究するのが当たり前である。インターネット接続サービスだけが、best effortだから、といって、無責任でいいわけがない。光ブロードバンド時代、消費者の信頼を勝ち取る努力が業界に求められている。
原さん、お久しぶりです。中川です。お元気でしょうか?
先日、築地の例の店に行きましたが、お客さんが一杯でしかも原さんもいないので帰ってきてしまいました。
東京は日々寒くなってきていますねぇ。
さて、ボトルネックの件ですが、原さんの想像するようにありとあらゆる要因が考えられます。
しまいには、その測定サイト自体がボトルネックだったりもしますので、正確な測定機器を用いてどこに遅延が生じているかを検証しなければならないのが現状です。
(私の経験だと、ルータがマズイ場合が多いようです。大手ISPに限ってヘンなルータを使ってますから・・・)
一つの企業がH/Wからネットワーク、そしてサービスも提供しているような世界であれば簡単に解決ができていいのですけど、そうなればそうでつまらない世界ですね。(個人的には)
解決はH/W提供企業、ネットワーク提供企業、サービス提供企業のそれぞれがきちんとしたQA基準を持って、それに完全に準拠した製品のみを提供する体制を作るしかないと思います。
まぁ、それでも日本はアメリカに比べると非常に良い通信環境ですよ。光が各家庭に行く世の中なんて、アメリカに比べれば夢の国です。
向こうは1.5MBのADSLを謳っているのが今でも最速ですが、実際は5~600Kbpsくらいしか出ません。。。基地局まで遠すぎです。
投稿情報: nakagawa | 2005年2 月 1日 (火曜日) 19:51