前から酒乱といわれていた中川昭一財務相がG7後の記者会見でついに本性を現し、自民党内外から批判を浴びて辞任に追い込まれた。
酒を飲むとおかしくなる、とは以前からいわれていた。会ったこともない私でさえ何年も前から聞いていた。私も酒が好きで海外に行った時は、昼から飲むことがある。飲むと仕事もしたくなくなるが、あれほどの失態はしたことがない。宮沢元首相も酒乱で有名だった。だが彼の醜態が全世界にさらされたことはない。
今朝の閣議後ある同僚大臣が、酩酊していたのなら、回りが記者会見に出ることを止めさせるべきだった、と話していた。そりゃそうだ。大臣の恥は日本の恥なのだから。
しかし回りはテレビカメラの前に出ることを止めなかった。本人が出るといったのかもしれないが、まともな官僚なら(大臣のそばには常に官僚出身の秘書官がいる。もちろん政務秘書官、警護のSPもいる)止めていたはずである。財務省出身の秘書官らが止めなかったのはなぜか。本人に醜態をさらさせ、辞任に追い込んだのではないか。そんな推理が成り立つ。現大臣ではこの難局を乗り切れないと財務官僚が判断し中川を見放したのかもしれない。財務官僚ならそれくらいの演出は平気でやる。
私は中川辞任は当然だと思っているが、官僚の演出にまんまと乗せられた結果だとすれば、政治家としてはあまりにもお坊ちゃますぎる。親父の中川一郎が墓場の陰で泣いている。それにしても自民党にはまともな政治家はもういないのか。
興味深く拝見しました。確かに、私の勤務先のM区役所にも酒癖悪い職員はめずらしくありません。今日も朝から、お酒臭い運転手が平気で公用車を運転しました。以前は、酒気帯び運転で警察官に見つかったのに、その警官に暴行しパトカーのボンネットをぶちこわした職員もいます。クビにならなかったのは、労組(自治労)とのコネがあったからです。
なるほど、私には、
官僚=民主党 との図式が読めます。
奇しくも、その後、小沢サンも標的にされました
投稿情報: エレミヤ | 2009年3 月 5日 (木曜日) 23:25
酒とたばこをやる人は、自制のできない人であるから、要職に就けるべきでない。会社で言えることは、政界でも言える。
投稿情報: 政局民主党 | 2009年2 月18日 (水曜日) 07:48