神奈川県は1日施行した受動喫煙防止条例を施行後たった1日で廃止することにした。同日深夜の県議会で同条例を執行停止する動議が可決された。条例が施行された1日、全県の飲食店で売上が半減、店主らがいっせいに悲鳴をあげたためだ。全国に先駆けて同条例を推進した松沢知事は自らの不明をわび、辞任する意向を表明した。
問題は飲食店の売上減だけでなく、飲食店が仕入れる農産物も激減し、農家などにも2日以降大きな影響が出ることが確実になった。ただでさえデフレに悩む県経済界にとって、条例施行に伴う県経済へのマイナス効果は見過ごすことができず、このままでは松沢県政への支持は見直さざるを得なくなった。
条例施行で県民の健康増進が期待できるとしていた県保健所も、見直しを求めた。1日、喫煙できないタバコ愛好家の異常行動があちこちで発見され、不況下の県民の心の安定に喫煙が意外なほど貢献していることが改めて認識された。
一方条例支持派は冷静にこの日を迎えたものの、県内全域に広がった不穏な空気に不安を覚え、条例廃止にあえて反対の声をあげないことにした。禁止することの経済効果、心理効果について配慮が足りなかったという意見も出始めた。
この記事を執筆している記者も、実は医者から禁煙を指示されている。しかし、禁煙する気はない。ささやかな喫煙という楽しみさえ奪う現世に生き続けるより、早くあの世に逝って心の自由を回復したいと願っているからだ。
今日はエイプリルフール。こんな日の条例施行はやはりウソだった。
問題は飲食店の売上減だけでなく、飲食店が仕入れる農産物も激減し、農家などにも2日以降大きな影響が出ることが確実になった。ただでさえデフレに悩む県経済界にとって、条例施行に伴う県経済へのマイナス効果は見過ごすことができず、このままでは松沢県政への支持は見直さざるを得なくなった。
条例施行で県民の健康増進が期待できるとしていた県保健所も、見直しを求めた。1日、喫煙できないタバコ愛好家の異常行動があちこちで発見され、不況下の県民の心の安定に喫煙が意外なほど貢献していることが改めて認識された。
一方条例支持派は冷静にこの日を迎えたものの、県内全域に広がった不穏な空気に不安を覚え、条例廃止にあえて反対の声をあげないことにした。禁止することの経済効果、心理効果について配慮が足りなかったという意見も出始めた。
この記事を執筆している記者も、実は医者から禁煙を指示されている。しかし、禁煙する気はない。ささやかな喫煙という楽しみさえ奪う現世に生き続けるより、早くあの世に逝って心の自由を回復したいと願っているからだ。
今日はエイプリルフール。こんな日の条例施行はやはりウソだった。
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