菅７３％小沢１７％

今日の日経新聞に首相にふさわしいのはどちらかを尋ねた世論調査結果が載っていた。見出しがその結果だ。内閣支持率も５４％に回復した。今後他のメディアでも同じような世論調査結果が出るだろう。
  驚くほどの大差だが、世論は明らかに反小沢である。民主党の分裂回避を探る動きがあるが、小沢は聞く耳を持たないようだ。代表選に勝って総理になれば、政治とカネをめぐる自らの疑惑を押さえ込める。そんな魂胆が見えてくる。政治家小沢にはそれしか選択肢が残されていないのだろう。
  もはや小沢派と反小沢派が同じ民主党に所属することはほとんど不可能だ。早く民主党を分裂させて自民党でもみんなの党でもいいから政界再編をし、国民に新しい政治の姿を見せるべきではないか。代表選後はノーサイドだなどとのんきなことをいってられるのか。お互いの傷は修復不可能だ。いつまでも党内のごたごたが続けば日本の景気回復や将来のためにならない。だからこそ、期待はずれの菅首相でも支持率がここで高まっているのではないか。
  国民の生活が第一というのが小沢のスローガンである。それなら身を引くことがスローガンにふさわしい。国民を馬鹿にしてはいけない。