東京23区は停電の範囲に入るのか入らないのか、昨夜は情報が混乱した。東電のサイトで改めて確認した。23区でも停電するところがある。幸い自分の住む港区は入っていないようだ。それにしても東電のグループ分けはきわめて見にくい。変電所の配置など電力系統ごとに順番に停電させる計画でグループ分けしているのだろうが、住居表示と電力供給系統が必ずしも一致しないから、自宅はどのグループに入るのか分からないという人もいる。市民には電力系統図など知る由もない。住宅地図とグループ分けの地図を重ねて表示するくらいしてもいいのではないか。
わが港区はじめ千代田区、中央区など都心の区がなぜ除外されているのかも説明がない。政府機能など重要施設があるからだろうか。企業の本社機能があるからだろうか。だが、対象地区に住む人から見たら不公平にならないか。納得できる説明が必要だ。
供給力不足が起きたら、大規模停電になる恐れがあるのは分かる。だから計画的に停電させ供給力に余裕を持たせる必要があるのだが、ニュースリリースを見て、不思議に感じたことがある。13日日曜日の供給見通しが14日月曜日より大きい。月曜に急に供給力が600万キロワット少ない3100万キロワットになるのだ。いったいなぜだ。どこかの大発電所が故障したのか。そのようなニュースはない。輪番停電を正当化するため意図的に小さい見通しを示したのだろうか。こんな勘ぐりを呼ばないためにも、刻々変化する管内の電力需給見通しをグラフ化して見せることも考えたらどうか。
いまも停電するのかしないのか、どのグループなのか、記者会見で東電の説明が混乱している。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。