東京を台風9号が通り過ぎた。わが家に被害は出なかったが、まだ雨が降っている。それにしても今年の台風は異常だ。
普通台風は遠い南太平洋で発生するのに、今年は日本のすぐ南、小笠原諸島近くでいくつも発生している。しかも台風は日本に近づくと北から北西に進むが、中には日本近海で発生し西に進むヘンテコな台風もある。
台風一過といえばさわやかな秋晴れになる。今年はそうはいかない。どこか異常である。まだ8月だから台風一過の雨続きは異常ではないのかもしれないが、テレビの気象予報士は説明してくれない。
異常気象で日本近海の海水温が上昇しているから、近海で発生しているのか。上空の偏西風がヘンに蛇行しているから、西に進む台風が出てくるのか。ただ気圧配置のいたずらなのか。
気象学も進歩し、台風の進路はだいたい予報通りになる。しかし、テレビは土砂災害や、川の氾濫、交通情報を流すばかり。予報士は土に含まれる水分量を説明するようになったが、気象学はまだこの異常さを説明できないのだろうか。
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