工事を延期していたひかり電話が今日開通した。大阪にいる古い友達に電話した。大阪までの通話料金は3分8.4円、しかも3時間くらいまでの通話料金は基本料金に含まれるから、ただみたいなもの。昔と比べたら信じられないね、という話になった。通話料金を気にしながら長電話していた時代が逆に懐かしい。
先日の故障の原因はNTTの発表を聞いてもよく分からない。いつまた故障してつながりにくくなるかもしれないが、その時は携帯やインターネットがあるからまあいいや、と切り替えたのだが、料金が安くなるのが何よりいい。NTT地域会社は来年からユニバーサル基金から補助を受けるが、ユニバーサルサービスの義務を負うのは地域電話会社ではなく携帯会社にした方がいいのではないか。
安くなるのは通話料金だけではない。電話用屋内配線使用料がいらなくなる。1階と2階の回線切り替え用の転換器の月額レンタル料50円もいらなくなる。
ひかり電話用ルーターが入るので無線LANカード(レンタル料金300円)は必要かなと覚悟していたが、自前の無線ルーターをつなげば必要ないことも分かった。
合計でいくら節約になるかまだ計算していないが、少なくともアナログ電話の基本料1700円2回線分3400円、ナンバーディスプレー、迷惑電話お断りなどの付加サービスは基本料に含まれるから節約できるし、先の屋内配線使用量などなんだかんだで1000円近くが節約できる。新たな出費はひかり電話の基本料1500円だから、差し引き3000円弱毎月節約できるはずだ。
光ファイバーの料金が高いから、全体で見ると家計に占める通信料金はネット以前と以後でそんなに変わらないかもしれない。だが、インターネット時代突入以後、高くなる一方だった通信費はようやく以前の水準に戻った感じがする。
あとは休止したアナログ電話を市場で売って数千円の収入を得るかどうかだが、まだ決めていない。
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