ICPF10月セミナーのお知らせを転載するのを忘れてました。
24日にスタートする携帯電話のナンバーポータビリティーは、携帯各社の競争激化をもたらすのか。メディアは興味本位に書き立てるが、果たして各社のシェアに変動を起こすのかどうか、大いに疑問がある。
若者がどう考えているか、大学の教室で聞いてみた。50人くらいの学生のうち、携帯会社を変更したい人はたった一人だった。
会社を変更したくない理由はいろいろある。変更しても料金面で有利にならない。かえって今までの割引制度が引き継がれないので不利になる。サービスはほとんど差がない。携帯メールで使われる絵文字は同一会社でなければ表示されない不便があったが、すでに各社間で互換性が確保され、不便を感じなくなった。
1年後どれだけのユーザーが携帯会社を変更しているか。10%以上か、5%以上か、5%未満か。勝ち馬投票するとすれば、私は5%未満に賭けます。
以下はICPFからのお知らせ。
10月からボーダフォンはソフトバンクモバイルに社名変更しましたが、それに先立ち9月1日付けで副社長技術統括兼CSO(最高戦略責任者)に松本徹三さんが迎えられました。米クアルコム社の上級副社長を務められた松本さんは、世界の携帯電話業界のリーダーのひとりとして長年活躍されています。ボーダフォンはJ-フォン時代以来、3位に甘んじてきましたが、今月下旬から「ナンバー・ポータビリティ」が始まるなか、ソフトバンク傘下でどういう戦略で巻き返すのか、その秘策を松本さんにうかがいます。
スピーカー:松本徹三(ソフトバンクモバイル副社長)
モデレーター:池田信夫(ICPF事務局長)
日時:10月26日(木)18:30~20:30
場所:「情報オアシス神田」
東京都千代田区神田多町2-4 第2滝ビル5F
地図:http://www.jo-kanda.com/map/m_top.html
入場料:2000円
ICPF会員は無料(会場で入会できます)
申し込みは[email protected]まで電子メールで氏名・所属を明記して
(先着順で締め切ります)
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