アルファーブロガーと呼ばれる人たちがいます。一日のアクセスが数万にのぼるブログを書く人たちです。私もブロガーを自認してますが、アクセス数でとうてい及びません。
最近、ブロガーの多くが既存メディアの批判を強めています。正確に書いていない、あらかじめシナリオがあるのではないか、自分たちに都合の悪いことは書かない、などなど。既存メディアはもう時代遅れであり、ネットのことを分かっていないと批判しています。
旧メディア出身の私としては、両方の言い分が分かるのですが、このままでは対立が激化するばかりで決して社会にとって良い結果にはならないと考えます。どうすれば新旧メディアが協力してより良い社会が実現できるのか、探りたいと思います。
以下、ICPFのお知らせの転載です。
webや掲示板、blogなどWeb2.0と呼ばれるユーザー参加型のメディアが隆盛をみせていますが、その質については賛否両論があります。特に日本では、「2ちゃんねる」に代表される匿名メディアの影響で、ネット上の言論の質が低下しているとの批判も聞かれます。他方、こうしたメディアとしてもっとも成功したとされるWikipediaも、経営的に曲がり角にあるともいわれます。今回のシンポジウムでは、 Wikipediaの創立者、Jimmy Walesの来日を機に、こうしたメディアの可能性と問題点、既存メディアとの関係、あるいはその「日本的」特質などを考えます。
日時:3月23日(金)13:30-17:30
場所:NHK千代田放送会館(紀尾井町)
千代田区紀尾井町1-1
電話:03-3238-7401
地図:http://www.chiyodaku-town.com/map/cy044749
開場:13:00
第1部:13:30-15:20
Jimmy Wales「ウィキペディアの未来」
コメント:西和彦(ICPF代表)
(通訳つき)
第2部:15:30-17:30
ブロガー討論会「日本のブログはこれでいいのか」
磯崎哲也(磯崎哲也事務所 代表) http://www.tez.com/blog/
小飼弾(オープンソース・プログラマー) http://blog.livedoor.jp/dankogai/
佐々木俊尚(ジャーナリスト) http://blog.japan.cnet.com/sasaki/
原淳二郎(ICPF理事) http://jun.typepad.jp/junhara/
司会:池田信夫(ICPF事務局長) http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo
入場料:5000円
ICPF会員は無料(会場で入会できます)
申し込みは[email protected]まで電子メールで氏名・所属を明記して
(先着順で締め切ります)
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情報通信政策フォーラム
http://www.icpf.jp/
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