15日、夕張でも市長選がスタートした。1週間ほど前、夕張市長選に立候補を表明している人の陣営のある方から、ぜひ連絡をとりたい、というメールが来た。私の書いた「夕張にカジノを」というブログ(去年7月3日付け)を読んで、選挙に協力してほしい、という趣旨だった。
夕張市長選は7人も候補が乱立、北海道外からも立候補した人もいる。財政再建団体に転落した市の市長になぜなりたいのか、真意は分からないが、夕張はメディアに取り上げられる機会が多いから、立候補して全国区で有名になりたいのかもしれない。
夕張にカジノを招致することを公約に掲げている候補がいるのかどうかは知らない。ほんとに実現したら財政再建に寄与することは間違いない。経済特区に申請して、国のお墨付きをもらえば、所要資金は容易に集まるだろう。
しかし、メールには丁重にお断りした。ジャーナリストは選挙に中立であるべきだという理由で。それにいまやこのカジノ構想は、夕張よりも北方四島に持っていった方がより実現性が高いのではないかと思っている。日露共同管理のもとカジノの収益は折半する。明朗で公正なカジノにすれば、バブルでもうけた中国人、石油成金のロシア人がわんさか押し掛けるのではなかろうか。
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