書物の著作権保護期間延長問題で、国際標準と同じにすべきだ、という議論と権利者の保護をこれ以上強くすると文化の発展、ビジネスの阻害要因になりかねないという議論に世論が割れている。一方で政府はブロードバンド時代のコンテンツ流通推進を政策課題に掲げている。従来通り権利者の保護を優先するのか、利用者の立場に立って流通促進のために権利を制限する方に回るのか。またさき状態の政府は苦しい立場にある。
以下はICPFからのお知らせです。
先ごろ政府は「知的財産推進計画2007」を発表した。この計画の中でかなりのページが割かれている、著作権の扱いについて、知的財産戦略推進事務局の大塚さんに解説していただく。
デジタルコンテンツの流通促進、IPマルチキャスト放送へのコンテンツ流通の促進、違法複製されたコンテンツの個人による複製問題、ネット検索サービスに係る課題などについて、政府がどのような方針で臨もうとしているか、最新の情報をうかがう。
スピーカー:大塚祐也(内閣官房 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐)
モデレーター:池田信夫(ICPF代表)
日時:6月26日(火) 18:30~20:30
場所:東洋大学・白山校舎・5号館 5202教室
東京都文京区白山5-28-20
キャンパスマップ http://www.toyo.ac.jp/campus/hakusan.html
入場料:2000円
ICPF会員は無料(会場で入会できます)
申し込みは[email protected]まで電子メールで氏名・所属を明記して(先着順40名で締め切ります)
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