近所の公園のサクラ、昨日咲き始めたかなと思ったら、今日はもう5分咲きくらいになっている。週末までには満開になりそうだ。3月中に満開になるのはやはり温暖化のせいだろうか。
サクラの満開は東京では進学、入学式のころと決まっていた。新学期が4月に始まる日本の学校制度は国際的には少数派だが、サクラの開花とともに始まる新年度は思い出深く、いいものだ。今年は入学式のころには葉桜になっているに違いない。新入生の記念すべき日にサクラがないのは気の毒だ。
近年、海外からサクラを見に来る観光客が増えた。シンガポールの知人から、北海道のサクラの満開の時期を尋ねるメールをもらったことがある。気象庁のサクラ予報を送ってやったが、旅行プランとサクラの満開を一致させるのは簡単ではない。
有名な高遠のサクラ。数年前、満開に合わせるから、シンポに参加するよう頼まれたことがあるが、この時もハズレ。あいにく冷たい雨も降っていた。
やはりサクラは毎年決まった季節に満開になってほしい。
そうですか。ズカガールは元気でしたか。昔、35年近く前ですが、なぜか宝塚を取材したことがあります。レッスンの現場も見ました。当時のトップスターにもインタビューしました。みな規律も礼儀も正しく、かつ激しい練習に耐えていました。私のすぐそばで練習の合間に息を切らす若い女性の群。圧巻でした。
投稿情報: junhara | 2008年3 月27日 (木曜日) 01:26
過日、建設費10億円をかけたにもかかわらず、保険会社の総決起大会とかバッタ市とかぐらいにしか使われていないと不評のわが町芸術館に行きました。宝塚を1988年ごろに引退した当時のトップスター3人を中心とする「宝塚OG」のショウがあったんです。近所の人を誘ってカミさんと一緒に。
いや、もう50歳を過ぎている人もいるのだろうに、歌声は衰えていないし、踊りのステップも元気ハツラツ。オロナミンCなんかいらない、という感じでした。
舞台装置が宝塚劇場とはいかないので、演出には難しさがあったと想像しました。でもそれはそれ、ちゃんとダチョウの羽の階段降りもあったし、最後に「スミレの花咲くころ」を観客と全員で歌ってEND。宝塚OGが頑張ってました。
「さくらの花咲くころ」という表題でつい。
で、件の芸術館ですが、最近は市内在住の平山邦夫さんの展覧会とか落語の会とか、いい感じになってきました。横須賀芸術館に刺激されたんでしょう。元松竹撮影所の跡地にできたのだし、小津安二郎さんがロケをした駅や踏み切りなんか山ほどあるんだから、映画祭なんかやったらいいのにと、あくまでも一市民として思っています。
投稿情報: 佃 均 | 2008年3 月27日 (木曜日) 00:22