東芝が2010年には白熱電球の生産をやめるそうだ。より消費電力の少ない電球型蛍光灯に切り替える。東芝がマツダ電球から撤退となれば、アフラマツダの神も泣いているにちがいない。
6日付朝日新聞によると、白熱球より消費電力は5分の1,寿命は10倍の電球型蛍光灯の出荷は毎年1割づつ増えているそうだが、白熱球を代替するまでにいたっていない。エネルギー効率が悪い白熱球を使用禁止にする国もあるらしいが、普及の壁は価格だけではない。
わが家でも地球温暖化防止に協力しようと、白熱球を電球型蛍光灯に代えた。蛍光灯のチューブを細くして電球の中に折り畳んだ形をしている。外形は白熱球とほとんど同じ。価格は高いが、寿命の長さと消費電力の少なさで元は取れると計算した。
取り替えてみて驚いた。規定の明るさになるまで相当の時間がかかることだ。昔の車のエンジンみたいに暖機運転が必要なのだ。冬だと明るくなるまで1分くらいかかっている。
昔の蛍光灯はスイッチを入れてから点灯するまでに数秒の時間がかかった。あの人は蛍光灯だ、というと、あの人は気がつくのが遅い、つまり鈍感だということである。新型電球はすぐ点灯するが、明るくなるまで時間がかかる。蛍光灯より蛍光灯なのだ。これでは使える場所は限られる。わが家では門灯しか使えなかった。
もうひとつ。わが家の白熱球は多くがクリプトン電球といわれる小型電球である。ソケットの寸法がそもそも違う。使いたくても使える場所が限られる。
地球にやさしいという理由だけでは電球型蛍光灯は普及しない。アフラマツダの神様をだますことは容易ではない。
コメントでぱっとつく電球型蛍光灯、ミニクリプトン電球と同じソケットの電球型蛍光灯があるとの指摘があったたので、電気店に行ってきました。
ミニ球は確かにありましたが、どれもわが家のミニクリプトン電球を代替できるものではありませんでした。玉が大きかったり、長かったりして、交換できないことが分かりました。ミニクリプトンはごく狭い空間にはめこまれていて、ソケットの直径は合っていても玉が大きくてはまらないのです。ぱっとつくものはありましたが、やはり規定の明るさになるまでちょっと時間がかかるようです。
日立のショップだったので、他社製品との比較まではできませんでした。店主は「この辺の住宅はミニクリプトンを利用している家が多くてね。もっと小さい電球型蛍光灯を開発してくれないと売れないな。でも昔に比べると早く明るくなるようになったよ」と話していました。話だけ聞いて帰るのも気の毒だったので、電球型蛍光灯をまたひとつ買ってしまいました。それにしても値段が高いですね。
電球型蛍光灯が普及しない真の理由について。
2011年3月22日、家中のE26口金の白熱電球(60W)や
旧年式の電球型蛍光灯を新型のスパイラル形インバーターの
電球型蛍光灯(全て60W)に交換しました。
スイッチON時は記事中に有る様な[蛍光灯より蛍光灯なのだ]は
全く該当しません。スイッチONと同時に瞬時に点灯します。
それと、販売価格ですが近くのH/Cでは2個パックが497円で
売られています。OHM電機製で
60W昼光色、消費電力12W
寿命は6000時間となってます。1個当り249円なので
劣化しても格安で交換できます。
投稿情報: あっき | 2011年3 月28日 (月曜日) 12:45
LED電球なら、すぐつきます。
http://www.sharp.co.jp/led_lighting/consumer/contents/feature/feature4.html
投稿情報: 通りすがり2 | 2009年8 月11日 (火曜日) 09:36
>電球型蛍光灯が普及しない真の理由
要するに、ぱっとつく必要なんかさらさらないのに今までと同じように早くつくのが当然と思っている人がいっぱいいるから。ってことですね。
家に帰って、電気つけて着替えたりしている間に十分に本来の明るさになるからすぐつく必要はないはずですよね。
投稿情報: 通りすがり | 2009年4 月12日 (日曜日) 14:13
密閉構造に使えない物がほとんどで調光タイプも少なく形状が良くない。
電球を使用している器具の多くは調光しているものが多く、かつ密閉構造も多くあります。
又、ボール電球のように電球そのものが装飾性を持ったものもあり蛍光灯の形が見えるものは使いにくいのが現状です。
投稿情報: masayasu | 2008年9 月28日 (日曜日) 13:33
yusakuさん、maskinさん
情報ありがとうございます。
ホントですか。ミニクリプトン電球にも蛍光灯ができたなんてしりませんでした。いつも電球を買うスーパーのコーナーには、ぱっとつく電球型蛍光灯もミニタイプも置いてなかったので。まだ広く認知されていないんですね。今度専門店に行って探してみます。
投稿情報: junhara | 2008年5 月 9日 (金曜日) 23:02
こんばんは。
私も最近、電照用の電球をすべて電球型蛍光灯に替えました。
こちらはもともとの白熱球に対応したソケット使用なのでE26型ですが、クリプトン電球に対応したE17型の蛍光球も最近は普通に目にするようになりましたよ。
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/21308105.html
投稿情報: yusaku | 2008年5 月 9日 (金曜日) 22:04
こんにちは。
直近で購入したやつは東芝のネオボールですね。
大きさは通常の白熱球と変わらず、スイッチをいれると、じんわり、ではなく、ちょっと間を置いてパッとつきます。
投稿情報: maskin | 2008年5 月 8日 (木曜日) 09:34
maskinさん
コメントありがとうございます。
瞬時に点灯するのはどこのメーカーですか。うちのは去年買った松下製で、ホントに蛍光灯です。
投稿情報: junhara | 2008年5 月 8日 (木曜日) 01:36
はじめまして。
私も我が家の証明をすべて電球型蛍光灯に変えました。始めて買った電球は明るくなるまでに時間がかかりすぎ、使える場所が限られた野ですが、ここ1〜2年で買っているものはほぼ瞬時に点灯します。製品によって時間がいろいろ異なるらしいので、お試しくださいませ。
投稿情報: maskin | 2008年5 月 7日 (水曜日) 09:12