確定申告の季節。e-Taxで申告書を作った。一度に領収書などのデータがそろわないから数日かけて作成した。作成を中断する場合、そこまでのデータは自分のPCに保存できる。再開する時は保存データを読み込んで作業を進めるようになっている。
ところが、なぜか再開後に読み込むデータは最初の日に保存したデータだけ。その後のデータが反映されていないから、ほとんど最初から再入力しなければならなかった。
頭に来てe-Taxのホームページにあるヘルプデスクに電話した。するとe-Taxのソフトに関する問い合わせはこちらにかけろと案内された。そちらにかけたら、今度は先にかけた番号にかけろといっている。なんだかんだで5,6回かけ直した。こりゃあたらい回しじゃないか。仕方なく、申告書作成相談コーナーにかけた。
たらい回しについて文句をいったら「そうですか。こちらでは・・・」。担当ではないからラチがあかない。ソフト上の問題には対応できていないようなのだ。
もうひとつの問題、データが保存されない点については「ブラウザはエクスプローラーでもファイヤーフォックスでも対応していますから、おかしいですね」というばかり。どうも保存データはエクスプローラーとファイヤーフォックスで互換性がないようなのだ。電話を切ってから確かめてみて分かった。最初から最後まで同じブラウザで作成することが必要なのだ。だが、そのことについてe-Taxのホームページには何も説明されていない。
実はもうひとつ問題があった。雑所得の欄でいったん記入した後間違いに気づき、間違った途中の項目を削除すると前詰めがきかない。つまり空欄のままになる。計算結果に影響はないのだが、この問題を質問すると「全部クリアして再入力してくれ」。細かい数字を何度も入力させられ面倒くさいことこの上ない。
いろいろ文句はあるものの手書きで申告書を作るよりはるかに楽だから、e-Taxが導入されてから毎年使っている。少しずつサービスは良くなっている。計算機を作成画面に呼び出すことができ、計算結果を書類に反映させる機能などはとっても便利である。
願わくは、前年の申告データを参照しつつ、必要なデータを新年度の作成に反映できる機能がつくともっと便利になるのだが。年金を送ってくる先が毎年変わるわけではないのだから。
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