5、6月ごろ最初に流行した時は、専門家も厚労省もみな、夏にかけて流行は下火になる、といっていた。実際は夏になって大流行になった。舛添クンは今日、新型インフルは本格的流行段階に入ったとの見方を示した。では5,6月ごろの説明はウソだったのか。
NHKテレビニュースを見ていたら、専門家が「過去にも夏にかけて大流行したインフルがあった」と話していた。だったらなぜ前回、夏には流行が下火になるといったのか。
インフルエンザウイルスは高温多湿を嫌うという解説をメディアを通して国民は何度も聞かされ、読まされた。
ワクチンの製造が間に合わないから、不安を煽らないよう、わざと夏には流行しないという説を流したのだろうか。厚労省や医療専門家にそこまでの策略家はいそうもない。新型インフルに対する科学的医学的知見に欠けたまま国民に結果的にウソをついたのだろうか。
過去夏に流行したインフルがあったのなら、なぜそういう事実を無視したのだろうか。夏が危ないと警告していた人はいなかったのだろうか。メディアはそうした過去の事例を知らなかったのだろうか。
ウソとはいわないまでも、関係者の見通しは結果的に当たらなかった。これでは彼らの今後の説明、解説が、イソップ物語の狼が来たになりかねない。
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