いよいよ政権交代。鳩山政権が何をもたらすかが気になるが、以前から鳩山君の丁寧すぎる日本語の方が気になっている。今日の三党合意会見でも「国民のお暮らし」なんていってる。相手を尊重するのはいいのだが、何にでも御やおをつけるとかえって空々しく聞こえる。
国民の暮らしに重点を置く政治はいい。だが山の手の奥様言葉みたいな「お暮らし」などといわれると下町育ち、庶民の私には空々しいのだ。鳩山君のお育ちがいいのは分かっている。国民のみなさまからのご提案、ご心配、ご意見・・・などといわれると庶民はぞっとするのだ。鳩山君の演説の中で、つけなくてもいい御やおが何回使われるか数えてみてほしい。庶民育ちのはずの菅直人君にも鳩山語が伝染している節がある。
政治は言葉である。しかし、言葉を大事にするとは御やおを多用することではない。首相になる前にだれか鳩山君の言葉指導をしてくれないか。
佃さん、思い出しました。
「ご提案させていただきます」ってよくいいますね。自分の行動にまで「ご」をつけるな、と思います。「させていただく」はまだ許せるにしても「提案します」でいいじゃないか。
投稿情報: junhara | 2009年9 月10日 (木曜日) 14:02
「させていただく」なんてのも気になりませんか?
投稿情報: 佃 | 2009年9 月 9日 (水曜日) 23:56
とても有意義な気づきがありました、ありがとうございます!!
投稿情報: 不埒な男 | 2009年9 月 9日 (水曜日) 23:05