冬のオリンピック、高橋大輔が男子フィギュアで初のメダルを取った。4回転ジャンプを失敗して銅メダルだった。ロシアのプルシェンコも4回転を飛んだが、金に届かなかった。金は4回転を試みなかった米国の選手がさらった。
大会前プルシェンコもフランスのジュベールも4回転に挑戦しないメダルは意味がないといっていた。しかし、結果は4回転を飛ばなかった米国選手が金メダルに輝いた。
4年前のトリノ五輪。女子フィギュアの荒川静香選手もあえて難しい技を入れず、得点につながらない自分の好きな技を入れて勝った。点取り虫ではなかった。今回の米国選手はどういう思いで4回転を避けたのか。テレビは何も伝えてくれない。
難しい技に挑戦して破れた高橋選手、プルシェンコ選手には拍手を贈りたい。若者は困難に挑戦してこそ若者である。命までかかっているわけではない。
フィギュアの得点がどう決まるのかは知らないが、4回転に挑戦して失敗すると点数が下がる。挑戦したことそのものは評価されない。無難な技を完璧にこなした米国選手が勝ったが、荒川選手の金メダルに比べてあまり感動はなかった。
リスクを取らないで成功する若者とリスクを取って失敗する若者。どちらを評価するべきか。学生の成績評価でも同じことがいえる。課題にそつなく答える優等生。評価軸に当てはめると、内容的に魅力のないリポートでも良い成績がつく。課題とは関係ないテーマでリポートを書いてきた学生がいた。課題からはずれているのだから、0点にしてもいいのだが、中身がおもしろい。優はあげなかったが、単位はあげた。
出題の意図を汲み取ってきちんとしたリポートを提出するのがいいのか。テーマからはずれても自分が書きたいことを書くのがいいのか。評価する側の考え方によるが、私はリスクに挑戦する若者の方が、将来は社会の役に立つ、危機を乗り越える潜在的能力があると考える。オリンピックでいえば4回転に挑戦した選手にワンランク上の評価を与えたいのだ。
大会前プルシェンコもフランスのジュベールも4回転に挑戦しないメダルは意味がないといっていた。しかし、結果は4回転を飛ばなかった米国選手が金メダルに輝いた。
4年前のトリノ五輪。女子フィギュアの荒川静香選手もあえて難しい技を入れず、得点につながらない自分の好きな技を入れて勝った。点取り虫ではなかった。今回の米国選手はどういう思いで4回転を避けたのか。テレビは何も伝えてくれない。
難しい技に挑戦して破れた高橋選手、プルシェンコ選手には拍手を贈りたい。若者は困難に挑戦してこそ若者である。命までかかっているわけではない。
フィギュアの得点がどう決まるのかは知らないが、4回転に挑戦して失敗すると点数が下がる。挑戦したことそのものは評価されない。無難な技を完璧にこなした米国選手が勝ったが、荒川選手の金メダルに比べてあまり感動はなかった。
リスクを取らないで成功する若者とリスクを取って失敗する若者。どちらを評価するべきか。学生の成績評価でも同じことがいえる。課題にそつなく答える優等生。評価軸に当てはめると、内容的に魅力のないリポートでも良い成績がつく。課題とは関係ないテーマでリポートを書いてきた学生がいた。課題からはずれているのだから、0点にしてもいいのだが、中身がおもしろい。優はあげなかったが、単位はあげた。
出題の意図を汲み取ってきちんとしたリポートを提出するのがいいのか。テーマからはずれても自分が書きたいことを書くのがいいのか。評価する側の考え方によるが、私はリスクに挑戦する若者の方が、将来は社会の役に立つ、危機を乗り越える潜在的能力があると考える。オリンピックでいえば4回転に挑戦した選手にワンランク上の評価を与えたいのだ。
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