福島原発2号機のトレンチの水位がまた戻った。復水器に汚染水を戻しても元の木阿弥である。まるで洗濯機のすすぎ水を屋内に垂れ流しているのと同じだ。炉心冷却用に注入した水が炉心の汚染を洗い流して外に漏れている。建屋に貯まった汚染水は海に流れなくなった分、地下にしみ込んでいる。地下水脈はどことどうつながっているのか分からない。汚染は拡大していく。いずれは海に出て海洋汚染につながる。
米国は汚染水を貯めるタンク5基を提供するらしいが、タンクはいくらあっても足りないだろう。
汚染水を貯めることしかできないのでは智恵がない。汚染をフィルターで除くことはできないのか。ゼオライトを海に投入、放射性物質のセシウムを吸着するらしいが、まだ他に手段はあるはずだ。智恵が出てくるのが遅い。いくらカネがかかっても日本の技術の総力をあげてSTOP CONTAMINATION(汚染を止めろ)。
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