NTTの広報にプレスルーム入室を断られた。
大手町アーバンネットビルにあるプレスルームに入るには1階のゲートをくぐらなければならない。ゲートはICカードで認証される。そのカードをかざしてもゲートが開かない。期限切れになっている。警備員にいわれた。もともとカードに有効期限などなかった。期限切れの通知もなかった。警備員の受付から 広報にその旨を伝えて、迎えにきてくれといった。
いつまでたっても応対の迎えがこない。15分くらい待たされたろうか。電話がきた。
「広報室長へのご挨拶ということでいいでしょうか」などと聞いて きた。挨拶ではないよ、雑談しにきただけだ。カードは更新してくれないのか。質問した。すると、OB記者にはカードは出さないことになった、という答えだった。
要するにOBジャーナリストはもう来なくてよい、という意味だ。
私は電電公社時代から取材しているが、公社時代はだれでも日比谷の本社ビルには入れた。広報のある部屋にも、誰何されることなく自由に入れた。同じフロアにあった役員室もドアが空いていた。暇な役員にはアポイントなしで会えた。
民営化後、NTTの記者クラブが閉鎖的だと週刊誌にたたかれた。NTTは記者クラブを開放して、だれでも入れると宣言した。
そのNTTがOBの入室を拒絶するとは、空いた口がふさがらない。
何の役にも立たない老ジャーナリストに用はないといっているのと同じだ。
広報室やプレスルームは、ツバメとジャーナリストは出入り自由、のはずだ。用がなくても日頃の雑談からニュースが生まれることがある。お互い相手の人格や教養レベルもその中で分かる。要件がない限り会わない、会わせないというのでは、広報などありえない。会社に都合のいいニュースだけ流していれば、広報の役割は済むと思っているなら、大馬鹿もんだ。
もういい。NTTの広報に未来はない。最後に、そうタンカを切って立ち去った。
そういう目にあったのですか。ホントにNTT広報はバカもんです。
ところで原さんはFacebookやってますか?
投稿情報: 島田ハンセイ | 2014年7 月 6日 (日曜日) 23:14