台風18号が東京を通過した。朝から大量の雨が降った。港区役所が午前、避難勧告を出した。テレビニュースで避難場所となった区の施設、いきいきプラザの前から中継映像も出た。近所の行政放送無線のスピーカーから何か放送されている。窓を開けても雨音でかき消され聞えない。
港区のホームページを開いてみた。避難勧告を出したこと、避難場所のありかは見つけられた。わが家の近所にあるいきいきプラザが避難場所に指定されている。だが、避難すべき人、地域がどこなのか、何も情報がない。
かつて、集中豪雨でわが家は浸水したことがある。わが住まいの地域が避難対象なら避難しなければいけない。だが、もう外は晴れている。独断で避難するのは止めた。
なぜ避難対象地域がホームページにないのか。午後、避難場所となったいきいきプラザを訪ねて聞いた。区の出先だからまともな回答は得られなかった。
帰宅してスマホで災害緊急速報がきていないか調べた。何も来ていなかったが、ヤフーのページが突然表示され、港区内で避難が勧告された地域の一覧がでている。自分で設定した記憶はない。ヤフーのページをクリックした覚えもない。なぜ出てきたのか不思議だ。それにしても避難勧告した地域の一覧がどこかにあることは確かだ。それがどこにあってどうすれば見られるのかが、分からない。スマホのどこを触っても同じページは出てこない。
スマホからはさまざまな個人情報がアプリのサイトに送られている。それで知らないうちに避難すべき地域の情報が表示されたのだろうか。すべて読み取られているようで気味が悪い。
いろいろ調べていくうち、港区のホームページに緊急災害情報をメールで配信するサービスがあることを発見した。このサービスを利用するにはヤフーかグーグルを使う必要がある、と書いてある。港区とヤフーやグーグルがつるんでいるのかな。それにしても、災害情報の住民への提供は不透明部分が多い。
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