ようやくアップグレードできた。マイクロソフトからアップグレードの通知が来てから2か月半。
オンラインでアップグレードをしたが、成功せず、仕方なくbiosで初期化した。それも成功せず、PCは使えなくなった。仕方なく近くのPC保守会社に持ち込んで、修理を依頼した。すぐに修理できると思ったが、1週間以上かかった。WIN7に戻すためリカバリーディスクを取り寄せる必要があるといっていた。結局かかったコストは3万円。WIN7時代に使っていたソフトの多くはパーになった。オンラインで購入したソフトが多く、その損害額はたぶん20万円近くなるだろう。
最も大きな損害は、個人的にPCに蓄積しておいた住所録、アドレス、未公開原稿などがすべてパーになったことだ。おカネには換算できない損害だ。
この間に何があったのかは、これから書くが、アップグレードしてみて、WIN10のどこがいいのか、まったく実感できない。
MSのホームページにはWIN10のいい点がたくさん書いてあるが、私が魅力に感じたのは起動が早くなるという点だった。それがアップグレードしてみる唯一の理由だった。
だが、決して早くはならなかった。確かにスタートアップはやや早くなったが、それ以外は、以前とほとんど同じかやや遅くなった感じがする。ゲームができたり、映画が見られるなど、私には魅力がない。
ひどいのは、MS以外のブラウザやメーラーを使うと、なぜかエラーメッセージや保守ソフトの導入を求める画面が出てくる。消してもまた出てくる。他社のソフトに対する嫌がらせとしか思えない。
アップグレードしたその日に、システムに2件の危険性があるというメッセージがきた。契約しているセキュリティーソフトからは何も警告がない。
ドライバーを更新しろ、というメッセージも出る。アップグレード中にドライバーを更新しています、というメッセージがあったから、最新のドライバーが入っているはずなのに、しつこくメッセージが出る。いずれもMSのソフトのような見かけをしている。
クリックしていくと、このソフトを買えとなる。無料でアップグレードしたのだから当然だとでも考えているんだろう。それとも、MSを語ったマルウェアなんだろうか。
このほか多くの問題点がある。
それにしても、嫌がらせが続くようならWIN7にダウングレードするしかない。
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