熊本地震発生から5日。今日もテレビから緊急地震速報が流れた。あの警報音は心臓によくない。
だが、速報が出ても画面から揺れている様子がうかがえない。東日本大震災の時は警報音の後数秒後に揺れがきた。テレビ画面でも揺れを確認できた。今回の熊本地震ではそれが見えない。速報の数分後、録画で揺れの様子を流している。
直下型地震では警報音が鳴ってから身構えても間に合わないのだ。直下型地震は震源が近い。本震が届く前に検知できる波をとらえて出る警報だから、震源が近いと本震との時間差はほとんどない。
東京で予想される直下型地震でも同じように緊急速報は間に合わないはずだ。
それにしても余震が多発している。阪神大震災の時、2週間後に神戸に行ったが、その時も地底から突き上げるような余震に遭遇した。これから何週間も余震の恐怖と付き合わなければならない被災地の方が気の毒でしかたない。
いずれ東京で起きる大地震では緊急地震速報を当てにしない方がいい。というより当てにはできない。
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