「入管行政は弱腰」 興行ビザ問題で東京入管局長が指摘 - asahi.com : 社会
勇気ある発言だと思うが、圧力をかけてきた政治家は誰なのか、それを明らかにしないのが気に入らない。3月には退官するのだから、もう政治家の圧力を気にしなくていい時期だ。にもかかわらず実名を明らかにしないのは、後輩官僚に配慮してのことか、それともまだ政治家の報復が怖いのか。
官僚は政治家に弱い。政治家の圧力で公正中立であるべき行政がゆがめられるのは困る。行政をチェックするべき政治家が行政をゆがめるなんて許せないことだ。
こういう政治家を排除するには実名を公表するしかない。公表した時、そんなこといってない、と逆襲されるかもしれない。そういう事態に備えて、動かしがたい証拠を残しておくことだ。電話で圧力がかかったら、すぐ録音しておく必要がある。デジタルレコーダー時代だから簡単に録音ができる。
心ある官僚がみなこうした自衛策をとれば、不当な圧力をかけてくる政治家はいなくなるはずだ。
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