最近、blogへの投稿が少なくてすみません。何か理由があるのでは、と心配してくださる方もいます。しかし、特段の理由があるわけではありません。連休中にある本を執筆する仕事があるだけです。大学も休みです。
新しい投稿を続けないと、すぐにアクセスが減少する傾向が去年くらいまではありましたが、最近は新規の投稿速度が落ちてもアクセス数がそれほど減らないことを発見しました。
アクセス解析を見ると、かえって古い投稿が読まれているのです。これは大変ありがたいことです。減らない理由はネットの検索エンジンの効果ではないかと考えていますが、検証できていません。ただ今はやりのロングテール理論で、この減らない現象を説明できるのではないか、とも思います。
ニュースの更新頻度の高いサイトはアクセス数を稼ぐが、更新頻度が少ないサイトはアクセスが少ない。これは定理です。しかし、過去の記事については、マスコミもロングテールに属するわが弱小blogも平等に検索される。したがって拉致事件など繰り返しニュースになるテーマは古くても対等にアクセスを稼げる。
継続とは力なり。古いことわざですが、blogは長く続けると自然とデータペースができあがります。マスコミの記事は古くなると有料のデータベースサイトでしか読めなくなります。つまり検索エンジンで引っかからなくなります。この差は相対的にロングテールのblogには有利で、それがアクセスが落ちない理由かもしれません。
確かに更新頻度が落ちてもある程度のアクセスがあるのが不思議でしたが、仰るとおりロングテールの理論が当てはまる可能性はありますね。
(私のBlogではどの記事にアクセスしたのか分からないので検証はできないのですが)
私の経験では、アクセス数への影響度が大きいパラメーターは、
1.更新頻度
2.1日の書き込み記事数
3.書き込みテーマ
4.書き込み記事の質
といった感じでしょうか。
投稿情報: | 2006年5 月 2日 (火曜日) 21:23