年末年始はヒマだったからテレビをよく見た。NHKをながら視聴したが、オモロイ番組はほとんど皆無だった。NHKの番組宣伝用の番組と再放送、再々放送だけが目立った。時間を測ったわけではないが、ニュース以外はほとんどが番宣と再放送だったような気がする。いつ見てもいつか見た映像が流れていた。
年末年始の休暇だから、多くの職員が休みをとっている事情は分かる。だが、ここまで手抜きされると腹が立ってくる。さだまさしだけがぶっ通しで生出演していたが、何かNHKに義理でもあるのかと疑いたくなるくらいの忠義ぶりだった。
唯一、興味を引いたのはNHKが深夜に放送した33カ国共同制作の民主主義という番組だった。これもBSで放送した番組の再放送だった。
NHKの手元不如意には同情するが、ここまで手抜きするなら、いっそ手持ちのチャンネルを削減し、地上波を充実させる方がいいのではないか。BSハイビジョンは削減されるらしいが、BS放送も2チャンネルはいらない。穴埋めのためだけの番組は放送の質を低下させるだけだ。そういえば新聞も今年の元旦別刷り特集が例年になく少なかった。番組や紙面からマスコミのお家の事情が見えてくる。
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