入院以来ICPFの活動をさぼっていましたが、今年は復帰しようと思います。
ネットの侵食で従来型メディアは苦戦を強いられています。そこに景気の後退が追い討ちをかけているので、今年はいよいよメディア再編が起きるのではないかと思われます。すでに朝日、日経、読売の3社連合が動き出し、KDDIと朝日グループの連携も具体化します。いずれも21世紀メディアの本流になるかどうかは不明ですが、既存メディアはこの難局にどう対応しようとしているのか、はメディア社会のあり様を考える上で重要です。
以下はICPFからの告知の転載です。
マスメディアとりわけテレビ業界は変容の時期を迎えています。地上デジタル化のための投資負担は経営に圧し掛かり、景気後退もあいまって各社の決算は減収減益が予定されています。一方でブロードバンドの普及に伴って、映像コンテンツの配信に新たなルートが誕生しましたが、それを活用したビジネスモデルはまだ模索に段階にあります。総務省では情報通信法の制定に向けた検討が進み、メディア規制のあり方も変化していくと思われます。
情報通信政策フォーラム(ICPF)では、メディアの変容と将来に関連して、平成20年度は二回のシンポジウム「2011年 地上デジタル移行は完了するのか」と「周波数オークションの制度設計」を開催し、また「デジタル・コンテンツ利用促進のための法制度について」と題して三回連続してセミナーを開催してきました。
今回はメディア当事者を中心に「メディアの変容と将来」について考え方を伺うため、BS朝日代表取締役社長でテレビ朝日取締役の神村謙二氏を基調講演者にお迎えし、第三回シンポジウムを開催します。
日時:3月16日(月曜日) 13:20~15:50
場所:TKP虎ノ門ビジネスセンター カンファレンスルーム2A
住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル
TEL:03-3519-6533
プログラム:
13:00 受付開始
13:20 主催者挨拶
林 紘一郎 (ICPF理事長、情報セキュリティ大学院大学)
13:25 基調講演
神村謙二(BS朝日、テレビ朝日)
14:10 パネル討論
モデレータ:菅谷 実(慶應義塾大学)
パネラー: 神村謙二
塚本幹夫(フジテレビジョン)
金 正勲(慶應義塾大学)
他
15:45 閉会挨拶
山田 肇 (ICPF副理事長、東洋大学)
参加費:3000円 ※ICPF会員は無料
申し込み:[email protected]まで、氏名・所属を明記してe-mailをお送り下さい。
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