悪評だった定額給付金が世帯主である私の銀行口座に一括して振り込まれた。それを今日家族に分配した。一人1万2000円。
ありがたみなど感じなかった。自分で払った税金がちょっと戻ってきただけじゃないか。それを稼ぎもない子どもにも分配せねばならない。小遣いをやる気分である。定額減税では税金を払えない低所得者に恩恵が及ばないから、定額給付金しかない、といっていた公明党の主張はこういうことだったのか、とヘンに納得した。
アソーチャンはじめ自民党議員はみなもらうらしいが、私の周辺には、給付金なんかけったクソ悪いからもらわないというご立派な人もいる。こちらはもらえるものならもらっておこうというだけである。
考えてみれば、月末には自動車税の納付期限がくる。住民税ももうすぐだ。またぶったくられる。何のことはない国からきた給付金の何倍も地方に納めねばならない。こんな面倒くさいことをするくらいなら、給付金と地方税と相殺してくれたらいいのに。給付金はいったん地方の金庫に入っているのだから。相殺なら、地方の給付金分配にかかるコストも軽減されたはずだ。なんて考えたりした。
カネは天下の回りものとはいうが、同じところを行ったりきたりの税金て、やはり何だかヘンだ。
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