日経新聞が来月から発行する電子新聞の価格を発表した。紙の日経新聞を購読している人は月額1000円。非購読者は4000円である。電子新聞は紙の新聞より月額400円弱しか安くならない。既存読者が電子新聞に乗り換えられたら困るという価格設定といえる。
電子版には記事データベースの検索機能(部分的)などいくつかの付加価値が加えられるようだが、老眼の読者としてはwebで全部読むのはしんどいから、電子版に切り替えるかどうか気が進まない。新聞離れした若い読者を新規に獲得できるかどうかといえば、それも心もとない。
大学で学生にネット上の記事有料化について賛成か反対かを問うたら、案外賛成する声が多かった。だが彼らの支払い能力から見て、電子版4000円は高い。(この問題についてはNTTの社外情報誌365に書いた。ただし近日発行予定。web版も近日掲載予定)先に電子新聞を発行したサンケイ新聞は無料期間なのに若者にはあまり浸透していない。企業が購読している分が電子版に移るくらいかもしれない。
電子版に唯一魅力を感じるのは、古い新聞を古紙回収に出す手間が省けることだ。家の中がすっきりする。
それにしても、いままで読者登録するだけで無料で読めていたnikkeiBPなどネット上の各種記事が電子版発行でどうなるのかが分からない。それらも有料化されたら、電子版を契約せざるを得ない。
家族でまわし読みできた紙の新聞が電子版になると、複数の端末で読めるのかどうか。紙の新聞の切り抜きに当たる電子版の記事のコピーペーストはできるのかどうか。日経新聞の特集面を読んでも分からない。日経もまだ電子新聞のビジネスモデルが描ききれていない。そんな気がする。
電子版には記事データベースの検索機能(部分的)などいくつかの付加価値が加えられるようだが、老眼の読者としてはwebで全部読むのはしんどいから、電子版に切り替えるかどうか気が進まない。新聞離れした若い読者を新規に獲得できるかどうかといえば、それも心もとない。
大学で学生にネット上の記事有料化について賛成か反対かを問うたら、案外賛成する声が多かった。だが彼らの支払い能力から見て、電子版4000円は高い。(この問題についてはNTTの社外情報誌365に書いた。ただし近日発行予定。web版も近日掲載予定)先に電子新聞を発行したサンケイ新聞は無料期間なのに若者にはあまり浸透していない。企業が購読している分が電子版に移るくらいかもしれない。
電子版に唯一魅力を感じるのは、古い新聞を古紙回収に出す手間が省けることだ。家の中がすっきりする。
それにしても、いままで読者登録するだけで無料で読めていたnikkeiBPなどネット上の各種記事が電子版発行でどうなるのかが分からない。それらも有料化されたら、電子版を契約せざるを得ない。
家族でまわし読みできた紙の新聞が電子版になると、複数の端末で読めるのかどうか。紙の新聞の切り抜きに当たる電子版の記事のコピーペーストはできるのかどうか。日経新聞の特集面を読んでも分からない。日経もまだ電子新聞のビジネスモデルが描ききれていない。そんな気がする。
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