8月15日で戦争について思いをめぐらす季節が終わった。戦没者慰霊式典で犠牲者を追悼する天皇陛下のお言葉があった。どんな言葉が出るのか、毎年楽しみにしている。政治的に利用されないためにどんな工夫をしているのか、が楽しみなのだ。その意味で今年はオモロクなかった。苦心の跡が見えなかった。菅首相の式辞もつまらなかった。
お言葉をだれが書いているのかは知らない。たぶん宮内庁の役人が書いているのだろう。政治や宗教にに利用されずかつ国民に支持される言葉を探すのは大変だ。ニュース性も必要だろう。今年なら、日韓併合100年。宮内庁所蔵の朝鮮王室儀軌の返還も決まった。何かお言葉で触れられるかなと期待したが、期待する方が間違いだった。
それにしても皇后のお言葉はなぜないのか。戦争犠牲者の遺族の多くは女性である。男子の天皇より皇后の方が女性の遺族の気持ちに沿ったお言葉になるのではないか。皇后は社会福祉関係の場面でお言葉を述べ、童話を書いたり、作詞もしている。やさしい心の持ち主であることは知られている。
男系社会の天皇家において女性が男子を差し置いてお言葉を述べるなどとんでもないといわれそうだが、戦争犠牲者遺族には男も女もない。遺された女性の方が心の傷は深いかもしれない。愛する人を失い、戦争を憎む気持ちも女性遺族の方が強いはずだ。死んだ夫、父、息子、兄弟を偲ぶ女性の心は皇后の方が理解できるのではないか。
天照大神以来日本は女系社会である。終戦の日に皇后のお言葉があっても不思議ではない。気丈にも息子を特攻隊に志願させ、戦死させた母親の姿をテレビドラマで見て、そう思った。
お言葉をだれが書いているのかは知らない。たぶん宮内庁の役人が書いているのだろう。政治や宗教にに利用されずかつ国民に支持される言葉を探すのは大変だ。ニュース性も必要だろう。今年なら、日韓併合100年。宮内庁所蔵の朝鮮王室儀軌の返還も決まった。何かお言葉で触れられるかなと期待したが、期待する方が間違いだった。
それにしても皇后のお言葉はなぜないのか。戦争犠牲者の遺族の多くは女性である。男子の天皇より皇后の方が女性の遺族の気持ちに沿ったお言葉になるのではないか。皇后は社会福祉関係の場面でお言葉を述べ、童話を書いたり、作詞もしている。やさしい心の持ち主であることは知られている。
男系社会の天皇家において女性が男子を差し置いてお言葉を述べるなどとんでもないといわれそうだが、戦争犠牲者遺族には男も女もない。遺された女性の方が心の傷は深いかもしれない。愛する人を失い、戦争を憎む気持ちも女性遺族の方が強いはずだ。死んだ夫、父、息子、兄弟を偲ぶ女性の心は皇后の方が理解できるのではないか。
天照大神以来日本は女系社会である。終戦の日に皇后のお言葉があっても不思議ではない。気丈にも息子を特攻隊に志願させ、戦死させた母親の姿をテレビドラマで見て、そう思った。
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