民主党代表選は菅直人が勝った。テレビメディアは菅の圧勝だと報じていたが、私の予想より僅差の辛勝だった。
渡辺恒三だったかがコメントしていた。「国民の常識と永田町の常識がこれだけ違う」。つまり党員サポーターの投票では圧倒的に菅直人が勝った。地方議員票でも菅直人が3分の2をとった。しかし国会議員票ではわずかな差でしかなかった。中央に行くほど小沢の支持率が高くなっていた。国民の思いと国会議員の思いが同じでなければならない理由はないが、民主党の議員には国民の意思をすくい上げる能力、気持ちがない事実が証明された。
わが身内にも民主党の1年生議員がいるが、多くの1年生議員は前回選挙でお世話になった小沢先生に恩義を感じているらしい。しかし、議員に当選させたのは国民の1票である。小沢に何をしてもらったかは知らないが、政治が個人の恩義で決まるとすれば、まるで封建時代と同じ論理である。個人の恩義で政治を決める議員は次回総選挙で当選させてはいけない。
今回の選挙で、小沢は地方重視。菅はオープンでクリーンを掲げた。地方重視はいいが、それで景気は回復するのか。その筋道が見えなかった。オープンでクリーンもいいが、それで日本経済は持ち直すのか。具体的な日本の未来像はどちらからも示されなかった。オモロクナイ選挙だった。
渡辺恒三だったかがコメントしていた。「国民の常識と永田町の常識がこれだけ違う」。つまり党員サポーターの投票では圧倒的に菅直人が勝った。地方議員票でも菅直人が3分の2をとった。しかし国会議員票ではわずかな差でしかなかった。中央に行くほど小沢の支持率が高くなっていた。国民の思いと国会議員の思いが同じでなければならない理由はないが、民主党の議員には国民の意思をすくい上げる能力、気持ちがない事実が証明された。
わが身内にも民主党の1年生議員がいるが、多くの1年生議員は前回選挙でお世話になった小沢先生に恩義を感じているらしい。しかし、議員に当選させたのは国民の1票である。小沢に何をしてもらったかは知らないが、政治が個人の恩義で決まるとすれば、まるで封建時代と同じ論理である。個人の恩義で政治を決める議員は次回総選挙で当選させてはいけない。
今回の選挙で、小沢は地方重視。菅はオープンでクリーンを掲げた。地方重視はいいが、それで景気は回復するのか。その筋道が見えなかった。オープンでクリーンもいいが、それで日本経済は持ち直すのか。具体的な日本の未来像はどちらからも示されなかった。オモロクナイ選挙だった。
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