猛暑、台風などでこのところ港区の行政防災無線が何か叫ぶ機会が多い。スピーカーがある場所は近所の公園。直線距離で100メートルくらい。それでも窓を閉めると何をいっているのか聞き取れない。この暑さの中、窓を開けている家はないはず。情報を受け取れている家は近所の家のほかはほとんどないだろう。
スピーカーが設置してある公園の横を毎日のように歩く。たまたま行政防災無線放送に出くわす。その音量のデカイことデカイこと。耳をふさぎたくなる。緊急放送だけでなく毎日午後5時には子どもに帰宅を促すメロディー「カエルが鳴くからカーエロ」がながれる。公園の近所に住んでいる人はさぞ騒音被害に悩んでいるに違いない。
音量がデカイだけではない。年寄にも聞き取りやすく、という配慮だろうが、アナウンスの話し方がゆっくりでかえって何がいいたいのか、分からない。これでは緊急時の役にたたないのではないか。
今日の朝日新聞に使えぬ防災無線という記事が載っていた。
http://news.asahi.com/c/agvIbMeLh7x78caF
会計検査院の調べをもとにした記事だが、ハード面で使えないものが多いとある。
だがハードが使えたとしてもホントの災害の時、これが役に立つのかどうか疑わしい。検査院の情報を流すのはいいが、それがどれほど真実に近いのかを検証して欲しい。
港区も防災無線にこうした欠陥があることを認識したのか、最近はケータイやスマホに緊急情報を流すようになった。これがまたぶっきらぼうな情報で、どこがどれほど危険なのか、すぐには理解できない。地番改正で最近は○町○丁目といっても面積が広い。高台も谷間もある。わが家の緊急避難には役に立つていないのだ。
最後は長年の地元体験と勘に頼るしかない。
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