グーグルが大学図書館と提携して書籍の検索サービスを始めました。中には本文も読めるものがあります。本を探す上でとても便利なサービスですが、著作権者から見るといろいろ問題がありそうです。著作権を主張しない作者の書物、あるいは著作権保護期間を過ぎた書物の流通がこれで促進されるのは間違いないでしょう。一方、政府は著作権保護期間の延長を検討すると同時にデジタルコンテンツの流通促進策も推進しています。権利者の保護と流通促進をどこで調和させるか、むずかしい問題です。
以下はICPFからのお知らせです。転載が遅くなってすみません。
デジタルコンテンツがインターネット上を豊富に流通し、通信と放送の融合が進められる今こそ、著作権の扱いについて、根本に戻って考え直す必要があるだろう。
この再考の過程では、著作物を創造するという重要な役割を担う、著作者が何をインセンティブとして創作に取り組んでいるかを知ることが不可欠である。そこで、今回は作家の三田誠広氏をお招きし、そのお考えを伺うことにした。
スピーカー:三田誠広(作家・日本文藝家協会副理事長・著作権問題を考える創作者団体協議会議長)
モデレーター:山田肇(ICPF事務局長・東洋大学教授)
日時:7月24日(火)18:30~20:30
場所:東洋大学・白山校舎・2号館16階スカイホール 東京都文京区白山5-28-20キャンパスマップ
入場料:2000円 ICPF会員は無料(会場で入会できます)
氏名・所属を明記して、電子メールでICPF事務局[email protected]までお申し込みください。
先着順100名で締め切ります。
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