ハンドボールの日韓戦をテレビで観戦した。日本が負けたのは残念だったが、こんなに人気のあるスポーツだったのかと驚いた。
疑惑の中東の笛問題で再試合になったことがメディアで大きく取り上げられたからなのか。もともと人気のあるスポーツだったのか。
すべてのオリンピック予選がテレビで中継されるわけではない。中東の笛があったからテレビが中継したのは間違いない。今回日本でハンドボール人気が初めてわき上がったのだとしたら、中東の笛の殊勲である。日本のハンドボール関係者は、あの笛に感謝しなければならない。
日本人、韓国人ともアンフェアな審判に怒るのは当然である。不公平な試合をビデオに撮り、国際ハンドボール協会に訴えたのは韓国だったそうだ。日本人ジャーナリストも専門紙に書いていたそうだが、国際的に異議申し立てをしたのは韓国だった。ニュースを見ている限り、日本は韓国の尻馬に乗っただけだった。
試合を見ていて、審判判定の難しいスポーツだと思った。サッカーより難しいかもしれない。中立国の審判がやっても微妙な判定になるかもしれない。大相撲のもの言いのように録画を見て判定できればいいが、試合経過が早すぎてその手は使いにくい。メディアが見張り、不公平があれば、後からもの言いをつけるしかない。
発端である中東の笛を見張るメディアが中東にあったのか、それが問題だ。スポーツにせよ政治にせよ、アンフェアなことをしっかりと見張る中立メディアがやはり必要だ。
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