東大医科研が周辺住民のために、原発災害に伴う放射線被曝について解説する懇談会を開いた。普段は多くて30人くらいの参加者が、今日は軽く100人は超えた。
東京の空気中の放射線量率を医科研でも測定していて、文科省の発表している数値とあまり変わらないから、政府の発表は信じていい、と語っていた。
放射性ヨード131の予防として、ヨードを含むうがい薬を飲めなどという風評については、古来日本人はワカメやコンブを食べてきたから他国の人より放射性ヨードを取り込みにくい。だから心配ならワカメかコンブ料理を一品追加するだけでいい、そうだ。
大気、水道、野菜など個別には安全だとしても、人間はすべてを摂取しているのだから、積算した安全性が問題ではないか、と質問したが、納得できる答えはなかった。バカな質問をしたのだろうか。
ある女性が質問した。チェルノブイリの時、西ドイツにいた。放射能雲が西ドイツに飛んできていた。日本政府はイタリアのパスタを輸入規制したが、ドイツには何も規制しなかった。それから22年後白血病を発症した。政府のいうことは信じられない。
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